沖縄志略 全 (おきなわしりゃく)

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概要・解説文

伊地知貞馨(いぢち・さだか) 著『沖縄志略(おきなわ・しりゃく)』解説


 明治十一年(1877) に刊行されたこの本は、琉球・沖縄の歴史や風俗を紹介する内容ですが、江戸時代の新井白石(あらい・はくせき)による『南島志(なんとうし)』をはじめ、多くの同様の本の中では、学問的というよりは政治的な色合いが濃い本といえます。
(※ 「志」という字は「誌」「史」と同じような意味で使われています。)

 

 伊地知貞馨(1826-1887) は琉球王国末期に、琉球王国を日本(大和朝廷の支配地域) に組み入れるために画策(かくさく)し働いた薩摩藩の人物です。明治維新の中心となった薩摩藩はその後、明治政府の中心を担います。伊地知は幕末までは薩摩藩の中心人物の一人として活動しますが、様々な陰謀を企てたことを追求され、次第に政治の中心からは離れることとなります。

 

 明治政府の中枢(ちゅうすう)から離れた伊地知が明治11年にどのような意図でこの本を書いたかは定かではありませんが、それまでの伊地知の経歴や、内容をみてみると、やはり、明治政府の下で、どのように沖縄県(旧・琉球王国)を位置づけるか、という問題意識を持って書かれたものとみられます。

 

 琉球王国は明治5年(1872) に琉球藩となり、さらに明治12年(1879) に沖縄県になったという経緯(けいい)があります。(この経緯を「琉球処分」と呼びます。)
 本文末尾をみると「明治七年七月十三日、(明治政府は) 琉球藩を内務省(ないむしょう) の管轄下(かんかつか) とした。」(※現代語訳) と結ばれています。つまりこの本は、まさに「琉球処分」の課程で書かれ、出版されたわけです。

 伊地知の政治家としての功罪(こうざい) は別として、彼が最も力を注いだ仕事の一つは、琉球王国を明治日本の一部とするということでした。そのことを考えると、この本は業務報告書のようでもあり、伊地知自身の複雑な肖像画のようでもあります。

(鶴田大)

参考文献・調査ノート

(参考文献)
『沖縄から見える歴史風景』(新城俊昭 編著 東洋企画 編 2010年刊) ほか

 

(鶴田大)

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