今帰仁間切勢理客村前兼次親雲上関係文書 [写本] 2 (なきじんまぎりじっちゃくむらめーかねじぺーちんかんけいもんじょ)

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概要・解説文

『今帰仁間切勢理客村前兼次親雲上関係文書(なきじんまぎり・じっちゃくむら・めーかねじ・ぺーちん・かんけいもんじょ)』第2冊(全3冊) 解説

 この文書は、今帰仁間切勢理客村(現在の今帰仁村字勢理客 ※間切は琉球王国時代の市町村にあたる)に関する多様な文書群を3冊にまとめたものです。貴重な資料です。基本的には、琉球王国時代末期の地方役人(じかたやくにん)である大城仁屋(おおしろ・にや 1801~? ※仁屋は下級役人のこと)が自分の祖先である奥間親雲上(おくま・ぺーちん≒前兼次親雲上(めーかねじ・ぺーちん?)※親雲上は首里王府の官位名)らに関する記録をまとめた文書群と、大城仁屋自身の職務に関する記録群から成り立っています。古くは1662年の年記のある「御霊前(ごれいぜん=位牌(いはい)」の文言(≒銘書(めーがち))から新しくは「明治24年(1891)」と年記のある記録文まで長期にわたる内容を含んでいます。

 この本は、勢理客出身の湧川清栄(わくがわ・せいえい)氏所蔵本(≒原本)を歴史家・比嘉春潮が書写したものです。この本をさらに歴史家・島袋源七氏がさらに筆写し、その一部は「嶋せんこあけし乃祝女こもり御霊前」(≒首里王府時代の神職である祝女(ノロ)の位牌(いはい))に奉献(昭和25年) されたとされています。
 文書の内容からもこの「大城にや」の親戚筋(しんせき・すぢ)に当たる家が代々、地域の神職である「ノロ」を出す家(≒ノロ殿内家(のろ・どぅんち・け))であったことがうかがわれ、現在でも祭祀(さいし)の際に使用される「二本の花模様の簪」が伝来しているとのことです。

 この第2冊は、第1冊に続き、「大城にや」自身の職務に関する記録の写し(「口上覚」=こうじょう・おぼえ)などが記されています。箇条書きで時系列に沿って勤務内容を記したのち今後の昇進を願い出るというような内容です。地方役人の昇進の様子や、地域の出来事を知る記録として注目されています。

 本島北部は、中・南部とは異なる独特の文化を持っている地域です。この文書には、北部における祖先祭祀に関する詳細な記録や、行政の細かい記録が含まれています。北部文化圏に関する諸史料や、現在も行われている民俗・伝統行事などと照らし合せるとさらに興味深い史実が浮かびあがるかもしれません。

(鶴田大)

参考文献・調査ノート

 (参考文献)
『沖縄大百科事典』(沖縄タイムス社 1981年刊)※項目「」ほか参照
『宝庫からのメッセージ~琉球・沖縄の貴重資料』(琉球大学附属図書館、沖縄県立図書館、沖縄県立博物館・美術館 編 2010年刊)
「琉球大学HP 島袋源七文庫(資料紹介)」
※仲原弘哲氏による、この資料の写本に関する解説あり。

(調査ノート)
○諸本の原本である「大城にや」によるとみられる本自体が家に伝わる古い本を写した様々な本を写したり古老らから聞き取った内容を記した本とみられるが、より古い本のイタミなどのせいか、誤写が少なくないとみられる。
○全体にわたって比嘉春潮によるとみられる朱筆の書き入れがみられる。

(鶴田大)
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