童子摭談 (どうじせきだん)

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概要・解説文

陳惕園(ちん・てきえん)著『童子摭談(どうじ・せきだん)』(1844年 田名宗経(だな・そうけい) 刊行 琉球板本) 解説

 

 『童子摭談』は青少年向けの中国の道徳書です。中国・福州へ渡った琉球・顧嘉行(こ・かこう)が福州の師のすすめを受けて1838年に琉球へ持ち帰った本の一つです。
 その後1844年に、当時の政治責任者である尚元魯(しょう・げんろ=浦添王子朝憙(うらそえ・おうじ・ちょうき))がこの本を気に入り、青少年教化の書として私費で刊行された木版本です。琉球王国内で刊行された、いわゆる「琉球板本(はんぽん)」の一つです。

 

 内容は「善行(ぜんこう)も悪行(あくぎょう)もすべて天はお見通しであること」「年長者を尊敬すること」など、青少年がまず学ぶべきと考えられる道徳について29項目に分けて解説したものです。

 

 村学校(むらがっこう)と呼ばれる士族(しぞく)の子供たちが通う学校で教科書として使用されました。将来、琉球王国の政治を担う人々が子供の頃に学んだ本というわけです。
 道徳書として日本(大和文化圏)全国の寺子屋(てらこや=学習塾)で使用された『六諭衍義大意(りくゆえんぎ・たいい)』は、元々、中国から琉球・程順則(てい・じゅんそく)が中国でみつけ私費で刊行し、薩摩藩~将軍家へと伝わった中国の道徳書を翻訳したものであることはよく知られます。この『童子摭談』は主に琉球で流通したようですが、こうした例には、琉球王国は中国をはじめアジア各地域から様々な技術や文化を取り入れ、独特の文化を築いてきた営みの一端がうかがわれます。

 

 この本の末尾には歴史学者・東恩納寛惇(ひがしおんな・かんじゅん)の朱筆の書き込みがあり、それによると、この本は琉球・尚(しょう)王家に伝わった本の一つで、関東大震災(1923年)の被害を受けて、当時、東京・九段に住んでいた尚王家が、渋谷へ引っ越しする際、寛惇が本の整理を手伝いそのときに見つかった本だとのことです。7,8冊あった『童子摭談』を保管するようにすすめ、その際に一冊を譲り受けた、といういきさつが記されています。

(鶴田大)

参考文献・調査ノート

(参考文献)
『沖縄大百科事典』(沖縄タイムス社 1983年刊)
※「童子摭談」、「村学校(むらがっこう)」「筆算稽古所(ひっさん・けいこじょ)」等の項目参照。
ほか
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