南浦文集 巻之中 (なんぽぶんしゅう)

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概要・解説文

『南浦文集(なんぽ・ぶんしゅう)』第2冊(全3冊) 解説

 この本は、薩摩藩の僧侶・儒学者であり、政治的にも大きな力をもっていた南浦文之(なんぽ・ぶんし 1555〜1620)による詩文集です。文之は1609年の薩摩藩による琉球侵攻当時の人物で、しかも薩摩藩の島津家(しまづ・け)の側近であり、政治的にも大きな発言力を持っていました。このためこの詩文集は、琉球侵攻に関する詳細な証言にもなっていて、歴史資料として大きな意味を持っていることで知られています。当時の「日本」出身の茶人(ちゃじん)で琉球国王に仕えた喜安(きあん)による『喜安日記』が琉球側の記録だが琉球側の記録とすると、『南浦文集』は、薩摩側の記録といえます。2つの資料を照らし合わせることで、この歴史的事件の姿がより立体的に浮かびあがってきます。

 『南浦文集』の刊行は、1649(慶安2)年で京都の中野道伴(なかの・どうはん)によって行われました。この本はその貴重な初版本です。全3冊のうち、この第2冊には59項の詩文が収められています。南浦文之は、琉球の漢文学にも大きな影響をおよぼしたといわれています。琉球の円覚寺(えんがくじ)の天曳(てんそう)和尚とも友人で唱和した詩も残されています。また、一方で、薩摩藩の島津義久(しまづ・よしひさ)・義弘(よしひろ)・家久(いえひさ)の3代の外交にも関与しており、琉球の薩摩服属についてもっとも貢献したひとりともいわれています。この詩文集にも、薩摩の琉球侵攻前後に書かれた作品が多くみられます。
 第2冊の中で琉球に関する詩文は、「徳曳(とくそう)字説」「享庵(きょうあん)字説」「惟考(いこう)字説」「大明天使(だいみん・てんし ※中国の明朝からの使者)に呈する書」「大明福建軍門に与うる書」「琉球国王に答うる書」「琉球国王に呈する書」「琉球国三司官(さんしかん ※琉球国王を補佐する事実上の政権担当者)に答うる書」「西来翁(せいらい・おう)に答うる書」「龍福(りゅうふく)禅師に答うる書」「中山王に答うる書」「佐舗(さしき)王子に呈する書」「日秀上人三十三回忌の詩」「天曳禅翁(てんそう・ぜんのう)」の詩に和す」があります。作品からは、彼が“黒衣の宰相(こくいのさいしょう)”として琉球の支配に関わり、王や主要な役人、僧侶たちと交渉をもっていたことをうかがい知ることができます。

(鶴田大)

参考文献・調査ノート

(参考文献)
『沖縄大百科事典』(沖縄タイムス社 1981年刊)※項目「南浦文之」「南浦文集」ほか参照
ほか

(鶴田大)
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