南島探験 (なんとうたんけん)

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概要・解説文

 笹森儀助(ささもり・ぎすけ 1845~1915)は青森県出身の人物です。役人を振り出しに、実業家、探検家、政治家など様々な顔を持ち、波瀾の一生を送りました。その中でも琉球列島を取材旅行し、『南島探験』(1894年)を著したのはその一生のクライマックスの一つと言えます。
 そもそも儀助の沖縄旅行は、明治政府の依頼を受けて行われたもので、国防上の観点から日本の南端である沖縄の実情を実見してくること、またこの地の糖業振興の可能性を探ることが当初の目的でした。ところが儀助独特の鋭い視点により資料収集と現地実見を重ね合わせる中で、旅行は当初の目的から離れていきます。結論として儀助は、沖縄の社会的な窮状は政府の無策にあり、特に旧慣温存政策(きゅうかんおんぞんせいさく) などによる教育・医療・産業の停滞が諸悪の根源であると断じています。

 『南島探験』は1893(明治26)年の5月~11月にかけて行われた沖縄本島から開始され宮古、八重山さらには南北大東島まで及んだ大旅行の見聞を翌年の1894年まとめたものです。各地域を訪れ、地域の役人や識者の案内を受けつつ、実際に自身の眼で詳しく観察を行っています。この頃は船の他には駕籠(かご)や徒歩によって各地を移動していた時代です。同時代の沖縄の大規模な巡見記録もわずかに『上杉県令巡回日誌(うえすぎけんれいじゅんかいにっし)』(1881年)や塙忠雄『巡回日誌』(1889~1894年)があるのみです。しかも儀助の探験先の多くが医療機関の整わない地域ということもあり、命がけであったようです。
 『南島探験』の影響は非常に大きく、刊行後、宮古・八重山の人頭税(にんとうぜい)など時代に合わない制度の撤廃など社会運動へ影響を与えたとされ、また、役人的な産業振興などの実務的な報告にとどまらない人々の生活に対する精確な観察と記録はのちに柳田国男らの民俗学へも影響を与えました。
(鶴田 大)

参考文献・調査ノート

(参考文献など)
・『沖縄大百科事典』(沖縄タイムス社 1983年刊)
 ※「南島探験」「笹森儀助」ほか各項目参照。
・『日本庶民生活史料集成 第一巻』(三一書房 1968年刊)
 ※「南島探験」の活字版を解説文・語注と共に収録している。
・並松信久「笹森儀助と地域振興―『南嶋探験』をめぐって」
 (『京都産業大学論集. 人文科学系列』38 京都産業大学 2008年刊)
 http://ci.nii.ac.jp/els/110006622354.pdf?id=ART0008635512&type=pdf&lang=en&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1456613360&cp=
・『新南嶋探験 笹森儀助と沖縄百年』(琉球新報社 編1999年刊)
・『教養講座 琉球・沖縄史』(新城俊昭 著 編集工房 東洋企画 2014年刊)
 ※「なぜ、近代沖縄に影響を与えた人物に、北国出身者が多いのか」というコラム欄(p.224~225)で、谷川健一著『北国からの旅人』を参考に考察を展開している。
・『東恩納寛惇全集9』(第一書房 1981年刊)
 ※本資料の旧蔵者である寛惇が、「短見と拝他」(随筆集「故山点描」の一編)で『南島探験』にやや非難めいた批評を加えている。
(鶴田 大)

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