林鴻年尺牘 (りんこうねんせきとく)

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概要・解説文

林鴻年(りん・こうねん)尺牘(せきとく) (自筆本または写本) 解説


 鴻年(生没年不明)は、中国の政治家・文人です。1838年に琉球・尚育王(しょういく・おう)の即位を認め祝うために、中国皇帝の使者として琉球を訪れた冊封使節(さっぽう・しせつ)の正史(せいし)として知られています。
 尺牘というのは手紙のことです。「林鴻年尺牘」と題が書かれたこの折帖(おりじょう)には五通ほどの手紙が収められています。

 

 漢字(中国語)で早い筆致(ひっち)で書かれたこれらの手紙が果たして鴻年自筆かどうかは、はっきりしません。沖縄にも数多く残る、ゆったりと整った文字で大書(たいしょ)された漢詩文の文字とは随分と筆跡が異なるからです。しかし通常、手紙は用件のために早い筆致で書かれます。有名な人の書を写そうとすると、字形は似ているけれどもどうしても非常にゆっくりと書き写されるか、書の雰囲気を写すことを優先させて、乱雑な書体になることが多いようですが、この書は早い筆ですが書風はしっかりしていて、大書された書跡(しょせき)と似通うところがあります。別人による筆とは考えづらいようにも思います。用紙も中国製らしいもので、手紙ごとに異なっています。詳細な調査は内容を含め今後の課題でしょう。

 

 林鴻年は文字を大切にする人で、琉球王国に焚字炉(ふんじろ、フンジルー)を伝え、広めた人物としても知られています。焚字炉とは、文字を書いた文書を燃やす専用の焼却炉のことです。現在のようなプライバシーのためのシュレッターとは異なり、文字を大切にする伝統から生まれたものです。琉球王国各地に広まり、現在も焚字炉の跡が各地域に残っています。そのように文字を大切にした人物の手紙がこのような形で残っているのは何とも不思議な感じがします。

(鶴田大)

参考文献・調査ノート

(参考文献)
『沖縄大百科事典』(沖縄タイムス社 1983年)
※項目「林鴻年」、「焚字炉(ふんじるー)」等、参照。
『未公開作品による琉球王朝の書画』(那覇市民ギャラリー図録 古美術 観宝堂刊 1993年)
ほか

(鶴田大)

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