倭文麻環 六 (しずのおだまき)

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概要・解説文

白尾国柱(しらお・くにはしら)著『倭文麻環(しずのおだまき)』第6冊 解説 

 全12巻(全6冊)にも及ぶこの本は、薩摩藩の国学者・白尾国柱が藩命を受けてまとめた本です。内容は鹿児島地方や薩摩藩主である島津家に関わりのある様々な歴史エピソードや伝説を豊富な挿し絵入りで集成したものです。構成については特に体系立てた様子はみられません。
 序文などによると藩主・島津重豪(しげひで)の命により文化初年(1804年)にこの本の原型が国柱によりまとめられ、さらに文化9年(1812)に木版本として刊行されたようです。県立図書館のこの本は明治41年に山本盛秀(やまもと・せいしゅう)らによって再刊されたものです。

 鹿児島各地に伝わる行事の由来や内容についての記述は鹿児島県の歴史を知る上で貴重な記録となっています。一方で歴史的事実とは考えられない伝説の類も重要な文化遺産と言えます。
 琉球・沖縄についても「久米島の天馬(てんま)の伝説や、八重山島(=石垣島)の大男の伝説などが取り上げられています(※どちらも第6冊に収録)。琉球・沖縄の歴史は、考古学時代からそうですが、近隣の地域との交流の中で営まれてきました。ですから、こうした鹿児島県の郷土資料も広い意味での琉球・沖縄の郷土資料と捉え活用することで、より豊かな琉球・沖縄像が見えてくることと考えられます。

 この第6冊には第11~12巻が収録されています。第11巻では、他の多くの巻と同様に島津家の武勇伝や教訓的なエピソードが中心を占めていますが、最終巻である第12巻では鹿児島周辺のエピソードが取りあげられています。3つのうち2つのエピソードは沖縄に関するものです。
 一つは「久美島(くみじま=久米島) 天馬(てんま)」というものです。琉球王国(と薩摩藩との関係)について詳しく説明したあと、久米島に居たという巨大な天馬の伝説が語られます。夜中の間に田畑が荒らされるのに困った久米島の人々が原因を調べたら、巨大な馬が夜中に田畑を荒らしているとわかったのです。島民らは力を合わせて馬を捕らえ、琉球国王へ届けます。この馬が天から使わされた天馬であるとわかった国王は喜んで、この馬を中国皇帝へ献上するというエピソードです。
 もう一つは石垣島の巨人伝説です。石垣島で乱暴を繰り返し、島民を困らせてた「山門(やまと)の岩ドム」という巨人を1640年に鹿児島・阿久根郷(あくね・ごう=現・阿久根市)の勇者らが退治するという物語です。何か元となる史実があったのかも知れません。

(鶴田大)

参考文献・調査ノート

(参考文献)
『日本古典文学大事典』(岩波書店 1983年刊)
『日本人名大辞典』(講談社 2001年刊)
『日本歴史地名大系 47 鹿児島県の地名』(平凡社 1998年刊)
ほか

(鶴田大)
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