照国公文書 1 (てるくにこうもんじょ)

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概要・解説文

『照国公文書(てるくにこう・もんじょ)』(一) 解説 

 照国公というのは薩摩藩主・島津斉彬(しまづ・なりあきら 1809~1858)のことです。幕末の激動期を生きた斉彬の残した文書をまとめたのがこの本です。没後50年祭にあたり、明治政府で活躍した薩摩出身の政治家・松方正義(まつかた・まさよし)らの提案で刊行が計画され、1910年(明治43年)に刊行されました。全二冊で収録されている文書は全部で134点です。
 斉彬公は将来の日本の近代国家としての姿を見据え、西欧の科学技術を積極的に取り入れようとした人物として知られ、また琉球王国との深い関係でも知られています。いわゆる殖産興業(しょくさんこうぎょう)を掲げ、いち早く鹿児島に近代的な紡績工場(繊維工場)や金属・鉱物の加工工場を建設しました。
 また、江戸時代の「日本」では外国との貿易が一般に禁止されていたため、琉球王国を通してフランスから軍艦を購入する交渉などを行いました。薩摩藩も琉球王国も西欧諸国からの通商・外交を求める働きかけに対しては賛否両論でしたから、通商・外交を積極的に推し進める斉彬が1858年に急死すると、斉彬派が薩摩でも琉球でも弾圧されるなど、たいへんな事態となりました。

 この『照国公文書』にはそうした激動の時代を証言する同時代の第一級史料が収録されています。編集方針のせいか、直接、琉球王国とやりとりした文書は見当たりません。しかし幕府や水戸徳川家をはじめ多くの大名とやりとりされた手紙の内容をみると琉球王国に関するものが多いことに驚かされます。『照国公文書』は鹿児島県の郷土資料ですが、広い意味で沖縄の郷土資料といってもいいほどです。

 この第一冊は1845年(弘化(こうか)2年)から1854年(安政元年)4月までの文書が収められています。多くの書簡の中で、琉球王国が英仏などから開国(通商・外交)を迫られていることへの対応が話し合われています。「琉球大砲船建造ノ件」と題された文書は、琉球を通じてフランスから軍艦を購入しようという計画についての文書です。結局、フランスとの購入契約の最中で斉彬が急死したため、この計画は頓挫(とんざ)し、薩摩・琉球にたいへんな混乱を招くことになります。

(鶴田大)

参考文献・調査ノート

(参考文献)
『島津斉彬』(芳 即正  吉川弘文館 人物叢書  1993年)
『国史大辞典』(吉川弘文館 1997年刊)
『沖縄大百科事典』(沖縄タイムス 1988年刊) ※項目「島津斉彬」など
ほか

(鶴田大)
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