沖縄風景 [山之口貘自筆原稿] A-C群 (おきなわふうけい やまのくちばくじひつげんこう)

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概要・解説文

 A群(2‐58:全56枚、2種類の原稿用紙が混在)B群(60‐99:全40枚、2種類の原稿用紙が混在)C群(100:全1枚)の原稿群のうちB群は「袋入り草稿類①」、C群は「(袋入り原稿類③)」に収められていたものを意図的に取り出して独立させたものです(袋入り草稿類は①②③④現存)。①の袋には21点の原稿(6点が『鮪に鰯』所収)、③の袋には4点の原稿(3点が『鮪に鰯』所収)が収められていました。①の袋のオモテには〈詩未完〉の添え書きがあり、③の袋のオモテには〈詩かきそんじ原稿〉との添え書きがありますが、③に収められていたC群の「沖縄風景」のみは他の3点と異なり清書稿です。清書稿である「沖縄風景」が③の袋に収められた理由はわかりません。しかし後述するように、「朝日新聞」掲載用原稿として清書していたものを、その後「袋入り原稿類③」に収めたのかもしれません。
原稿群は、B群→A群→C群の順に書き継がれています。各群の総タイトルが、59「赤嶺家の軍鶏」(B群)→1「○完『タウチー』改題『沖縄風景』」(A群)→100「沖縄風景」(C群)の順となっており、それぞれの原稿タイトルも61「タウチー」84「赤嶺家の軍鶏」(B群)→7「タウチー」18「赤嶺家の軍鶏」24「軍鶏」29「沖縄の軍鶏」45「軍鶏のゐる沖縄風景」(A群)→100「沖縄風景」(C群)のように古いタイトルと重なりながら決定稿に近いタイトルになっているからです。
 作品は1957年1月1日号「琉球新報(新春グラビヤ特集)」(表題「タウチー」、酉年にちなんでニワトリの写真が一面を飾っています)と59年5月31日号「朝日新聞(東京版)」(表題「沖縄風景」、日本画家で東京芸大教授吉岡堅二のシャモのカットが添えられています)に掲載されました。「朝日新聞」に掲載された本文は死後刊行された遺稿集『鮪に鰯』に収録された本文と一致します。じつは両紙の本文と同一の原稿用紙が残されています。「琉球新報」掲載本文は、2枚をこよりでとじた64・62(B群:緑色子持ち罫線原稿用紙*デジタル画像では挿入ミスのため画面の順番が食い違っています)と同じで、「朝日新聞」掲載本文は100(C群:「FULL NOTE特製」・緑色1類)と同じです。64・62の本文は、「タウチー」というタイトルそのままに、軍鶏の遺伝子を受け継ぎ、ボロボロに傷つき闘う痛ましいシャモの姿が描かれていますが、しかし100の清書稿ではこうした痛ましさが消され、自信に満ちた雄々しいシャモの姿が前面に押し出されています。痛ましいシャモの姿は〈タンメー〉(老人)のいる日常的なのどかな沖縄風景の1コマの中に静かに消えていったのです。*文中の数字は画像のデジタル番号です。原稿用紙枚数と数字が一致するわけではありません。詳細は「『山之口貘文庫』草稿細目」を御覧ください。

 

(松下 博文)

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