(岡田)恭堂 自筆漢詩文 (おかだきょうどう じひつかんしぶん)

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概要・解説文

(岡田)恭堂(きょうどう)自筆 漢詩文 解説

 

 恭堂(岡田良平1864-1934)は静岡出身の教育者、教育行政家です。文部省(現・文部科学省)の役人として義務教育の推進に尽力しましたが、特に、幕末の農政家である二宮尊徳(金次郎)らの影響を受けつつ、農村の社会教育改革に情熱を注ぎました。文部大臣、東洋大学学長など歴任しました。 

 漢詩文がどのような機会に書かれたか不明ですが、或る先輩に続いてこの漢詩文を作り書したと遠慮がちに記しています。詩文の内容は「不安を抱えているところへ(夢に)天帝が現れて悩みに答えて自分の後を引き継ぐ優れた後輩を託してくれた。夜中に夢から覚めたが、一人で抱え込まなくていいんだという考えが芽生えて、何だか力がわいてきた。」というほどの意味ですが、自身の教育行政の仕事をめぐる体験を詩に表現したのかもしれません。当時はこうした漢詩や短歌、俳句が身近だった人が今よりずっと多かったでしょうから、人々は印象的な体験を思い思いに文学に託して記念としたのでしょう。

 

(鶴田大)

参考文献・調査ノート

(調査ノート)
・七言絶句、三行。軸装。一文字は金襴。軸は牙軸(げじく=象牙の軸)。
・漢詩(翻刻)「丹心耿々招皇天。対答人言付後賢。「半夜夢醒多感慨。只存意気轉「昂然。」
 (識語)「次某氏兄寄詩韻言志  恭堂生 □□(朱方印 二顆)」(「生」は小生、老生などと同じで、相手への敬意を示すために自分の名に付ける語。)
・大意は「内心は不安を感じながら日常を送っていたところ、(夢に)天帝が現れて、悩みに答え、自分の任務を引き継ぐ優れた後輩を与えてくれた。夢から覚めると、感慨無量となり、これまでの不安が消えて昂然となった。」というほどの意味か。
・識語は或る先輩に続いてこの詩文を書したというほどの意味か。
・丹心=真心、本音。耿々=コウコウ(気がかりで眠れない、不安が続くさま)、皇天=天帝、天皇。対答=答える。付=たくす。後賢=後世の賢者。人言=人の言葉。
・引首印「簡而文」(朱方印)、姓名印「岡田良平」(白文朱方印)、雅号印「恭堂」(朱方印)。
・岡田良平(1864-1934)は教育者、教育行政家。静岡県出身。文部省(現 文部科学省)に入省し、教育行政に活躍。義務教育の推進に尽力した。農村の社会・教育問題に関心が深く、二宮尊徳らの影響を受け、農村改革に努めた。文部大臣、東洋大学学長等を歴任した。
・雅号(ペンネーム)は普段の立場(家柄、職業など)を超えて文化的交流、表現活動をするために名乗るものなので、姓(苗字)と繋げて記すのは本来の意味から外れる。このため、姓はカッコ内にのみ記す。
 
(鶴田大)
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