薔薇図 (ばらのず)

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概要・解説文

(久保田)松翠(しょうすい)画『薔薇図(ばらのず)』・巌谷小波(いわや・さざなみ)自筆俳句 解説

 

  松翠(1891年-?)は山梨県出身で円山四条派(まるやましじょうは)の流れを汲む日本画家です。この派の特色である平明な写生的画風が画面にも現れています。バラの葉などをひと筆で描いている技法は「付け立て」と呼ばれ、この派の特色とされます。小波(1870-1933)の俳句「後苑(こうえん)の真昼を虻(あぶ)の吟(ぎん)じけり」(夏の真昼に裏庭で花に寄ってくる虻の羽音がずっと聞こえている、の意味。)と共に、涼しげな裏庭のたたずまいが心地よく伝わります。

 小波は俳句の他、児童文学者としても有名で、「桃太郎」など現在よく知られる昔話も彼の手によって広く紹介されました。子供向け絵本の出版に活躍し、その際、円山四条派の画家たちが挿し絵を多く描きました。この掛け軸の旧蔵者の東恩納寛惇(ひがしおんな・かんじゅん)との交流も手紙などから知られています。

 
(鶴田大)

参考文献・調査ノート

(主要参考文献)
『日本児童文学大系1 巌谷小波集』(ほるぷ出版  1977年)
『日本近代文学大事典』(講談社 1977年)
『文人の筆跡 五』(二玄社 1986年)、『日本近代文学大事典』(講談社 1977年)
『近代の美術25 円山四条派の流れ』(至文堂 1974年)
『日本美術館』(小学館 1997年)

(調査ノート)
・「後苑の真昼を蝉の吟じけり 小波 (朱印)」
・児童文学者・俳人の巌谷小波(いわやさざなみ 1870~1933)の自詠。(落款、書風からそのように考えられる。)
・本名は巌谷季雄(いわや・すえお)
・雅号(ペンネーム)は普段の立場(家柄、職業など)を超えて文化的交流、表現活動をするために名乗るものなので、姓(苗字)と繋げて記すのは本来の意味から外れる。このため、姓はカッコ内にのみ記すのを原則としているが、近代以降、身分制社会も解体し、雅号を使う本人も姓と雅号を続けて表記することが増加しているのでその際は姓・雅号を連続して表記する。
・薔薇図(そうびず)のほうは付立(つけたて=草木の葉などを、筆の腹を使って面的に描く水墨技法。)など円山四条派の特徴が著しい。薔薇の花は独特で、挿絵などの表現に慣れた小波周辺の画家を想像させる。
・「雅堂」(handoku)落款により、久保田松翠(1891年-?)とみられる。
久保田松翠は山梨県出身。大日本絵画講習会日本画科で学び、四条派風の作品を描いた。
(上記は名艦WEBより。)
・松翠については作品、伝記とも詳細不明。要追加調査。
 
(鶴田大)
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